「私のような思いをする人がいないように」
女性が今回、声を上げた理由については「同じようなことで今苦しんでいる方がいるかもしれない」という思いからでした。
「スポーツの世界は独特で、小さな集団の中にいるとすごく閉鎖的です。生徒からすると指導者は大人でもあるし絶対的な存在。でもその立場を利用して、私にしたようなことをする他の大人もいるかもしれない」
「今悩んでいたり、『これって普通の関係なのかな』と悩んでいる人がいらっしゃるのであれば、そこに『おかしいんだよ』ということが響けば嬉しい」

「自分自身はずっと汚い体だと思っていて、今もその気持ちは消えない」。女性は苦しさを語りつつも、「支配されたくない。自分の人生を歩みたい」と話します。
会見で「自分がされたこと、指導者がしてきたことをいろんな方に知ってもらいたい」と訴えた女性。最後に「最後まで戦い切りたい。これが私の大きなきっかけになれば」と、自身の体験を公にした思いを語りました。

































