青山高治 キャスター
「水中写真」というのは、陸上の写真とはやはり違う難しさが?

白山貴浩 記者
「水中では、撮るまでが非常に大変です。まず、被写体となる生物を『見つける』こと。そして、見つけても逃がさずに近づく潜水技術や知識が必要になります。撮るためにはその生物の生態を『知る』ことが大切になります」
青山高治 キャスター
「機材も大掛かりですよね?」
白山貴浩 記者
「陸上で使うカメラを「ハウジング」と呼ばれる防水ケースで覆ったものです。陸上では、およそ12キロありますが、水中では浮力で1キロ程度まで軽くなります。ただ、水の抵抗が大きく、これを持って泳ぐのは大変です」
青山高治 キャスター
「普段は、瀬戸内海を撮影しているそうですが、夏の異常な猛暑など、広島周辺の海で気づくことってありますか?」
白山貴浩 記者
「海水温は、気温が下がるのに遅れていままさに少しずつさがってきています…。ダイビング関係者の話では、ことしは猛暑の影響などもあってか、ウミウチワやウミカラマツなど熱帯系の生物を例年以上に見かけるといった話を聞いています。今後も、海の生態への理解を深めて、地元・広島の海の変化にも注目していきたいと思います。そして、みなさんにもお伝えできればと思っています」

































