全国的なニュースでも話題となっている「レモン彗星」。約1300年ぶりに地球に近づくという、まさに一期一会の天体ショーをもたらしています。最接近は21日ごろと見られています。しかし「見つけるのは簡単ではない」というのが正直なところ。広島県呉市の「かまがり天体観測館」で、その正体と観測のヒントを伺いました。

広島県呉市の上蒲刈島にある「かまがり天体観測館」。2009年から館長を務める山根さんに10日(金)に撮影した貴重な写真を見せてくれました。

かまがり天体観測館 山根弘也 館長
「緑色に光っているのが『レモン彗星』。星は点ですが、彗星は氷が溶けて尾ができる。ボヤッとしているのが特徴で、姿は圧倒的に違う」