「まさか、自分も?」取材の先で見えた“眠りの真実”

「リスクが高まる年代、もしかしたら私も…」そう感じたフリーアナウンサーの桑原しおりさん(53)は、自宅でできる簡易検査を受けてみることにしました。

手首には腕時計のような本体、指先にはセンサー、胸には小さなパッド。あとは、いつも通り一晩眠るだけ。それで、眠っている間の呼吸の状態などがわかります。結果は──

広島ハートセンター循環器内科医中村真幸医師
「1時間に10秒以上の無呼吸・低呼吸があった回数は3.7。正常です」
桑原さん
「よかった!正常なんですね。でも、3.7回も呼吸が止まっていたなんて驚きです」

1時間に10秒以上の無呼吸・低呼吸の回数を示すAHI。5回未満は正常、5回以上で睡眠時無呼吸症候群と診断されます。15回未満で軽症、30回未満で中等症、30回以上で重傷と判断されます。