伝統の祭り唄(うた)を伝承しようと広島市内で初の「木遣り(きやり)サミット」が行われました。

「広島木遣り(きやり)サミット」には己斐、江波、牛田などで木遣りを伝承する6つの団体が集まりました。

木遣りとは大勢で重い木材や石を運ぶ際の合図や掛け声として唄われた労働歌(ろうどうか)のひとつです。

広島市ではのちに祭りや結婚式など祝いの場で唄われるようになりました。高齢化などにより伝統が失われる危機に瀕しているといいます。

木遣り衆
「コロナ渦でやれていない時期があったが、いまは日課として頑張っている」
「木遣りを未来に伝えていきたい」

実行委員会は「木遣りを途絶えることなく伝えていきたい」としています。