11月9日投開票の県知事選挙に立候補を表明した、元副知事で新人の横田美香氏が11日、県議会を訪れて、3つの会派に知事選への支援を要請しました。

横田氏はこれまでに、湯崎英彦知事の4期16年の県政を継承する考えを示しています。

湯崎知事について県議会では、自民党系最大会派の自民議連と公明党、連合広島系の民主県政会という3つの会派が支えてきました。

横田氏は、初めに自民議連を訪れ、知事選への支援を要請。続いて民主県政会、そして公明党を訪れて、同様に支援を要請しました。

知事選に立候補表明 横田美香氏
「3会派に私の決意と支援をお願いするという話を正式にさせていただいた。あとは、それぞれで対応されると思うので。きょうはそこまで」

3会派のうち自民議連は、このあと会合を開いて対応を協議し、知事選で横田氏を支援することを決めました。

県議会 自民議連会長 松岡宏道議員
「安定した県政の諸課題に向けた政策の継続性というところは大事なポイントだと思っているので、そこを会派として評価した」

民主県政会も、近く協議する予定です。

県議会 民主県政会会長 東保幸議員
「基本的には湯崎県政を継承すると、そういうふうに聞こえたので、それを受けて会派としてもしっかり議論したいと思っている」

県知事選で立候補を表明したのは、現時点では横田氏1人です。