気象庁は今年の梅雨入り・梅雨明けの確定値を発表しています。中国地方の梅雨明けは、速報値のまま6月27日頃で確定となりました。これで統計史上最も早い梅雨明けが確定したことになります。

異例の早さでの梅雨明けとなり、厳しい暑さが長期間に渡って続いています。今年の8月の平均気温は、広島市中区で29.7℃で平年よりも1.2℃高くなりました。平均最高気温は、広島市中区33.5℃で平年より0.7℃高く、庄原33.6℃で平年より2.4℃高く、加計34.7℃で平年より2.5℃高くなりました。また、夏(6月~8月)の広島市の平均気温は28.1℃を記録し、平年より1.8℃高く、今年の夏は過去最も暑い夏となりました。

また、大幅に見直されたのが梅雨入りの時期です。速報値時点では、6月9日頃でしたが、確定値では5月16日頃となり、速報値よりも24日早くなりました。広島地方気象台によりますと、この大幅な見直しの主な要因は5月後半のぐずついた天気で、曇りや雨の天気が多くなったためだそうです。また、日照時間が短かったことも要因の一つとのことです。