老朽化していた広島県の三原市歴史民俗資料館が移転・リニューアルし、報道向けに内覧会が開かれました。

三原市歴史民俗資料館は、施設の老朽化のため、JR三原駅北側に移転しました。展示室は3つに分かれています。

こちらは、「三原の祭りと文化」がテーマ。約120個のだるまが階段状に展示されているほか、8月に50回を迎える「やっさ祭り」の展示などがあります。

こちらの部屋には、ナウマンゾウの化石や三原城の模型などを展示。旧石器時代から江戸時代までの三原の歴史を伝えます。

RCC福山放送局 内田博文 記者
「最後の展示室は、メインとなる三原城を築いた小早川隆景のコーナーです」
小早川家の当主から引き継いだ関連資料を展示。定期的に更新しながら、小早川隆景の偉業を紹介します。

三原市文化課 中川卓司 課長
「三原市民の方には来ていただいて、こんなところもあったのか、小早川隆景というのはこれほどすごい戦国武将だったのかというのを知っていただきたいです。市外からお越しいただいた方にはですね、三原を知るきっかけになってほしい」

資料館は8月1日オープン。1日と3日は開館記念行事として講演などが予定されています。