広島県内には5つの地域JAがあります。このうち広島市を拠点とする「JA広島市」と呉市豊町を拠点とする「JA広島ゆたか」が合併することになり、26日、それぞれの総代会で承認されました。なぜ遠く離れた2つのJAが合併なのか。目的の一つが島のブランドみかん「大長みかん」の立て直しです。
26日午後、広島市内のホテルで開かれたJA広島市の総代会です。冒頭のみマスコミに公開されました。合併議案はJA広島市とJA広島ゆたか、それぞれの総代会で審議され双方とも、総代の3分の2以上の賛成を得て承認されました。

合併期日は来年4月1日です。合併によってJA広島ゆたかは経営規模で上回るJA広島市に編入され事業や職員の雇用はJA広島市に引き継がれます。
JA広島市総合企画室 中石和宏室長
「例えばJA広島市の持つブランド、それから大長ブランドが融合して相乗効果を生み出す商品開発等も視野に入れ取り組みをして参りたいと思っております」