職員の4割が「カスハラ被害」27人が通院など

広島市が3月定めた方針によりますと、市民からの要望には真摯に対応することを基本としつつ、カスハラと判断される場合「電話を切る」などの措置を取れるようにしました。
特に悪質なケースは、警察や弁護士などと連携し、厳正に対応する考えを示しています。
広島市が去年、職員を対象に実施したアンケートによると、「過去3年以内にカスハラを受けたことがある」およそ4割に上りました。
広島市は、職員の名札を名字のみにしたり、区役所の窓口にICレコーダーを配ったりなどの対策に追われました。そのうえで、「職員の声に耳を傾けてほしい」としています。