創立150年を超える尾道市の小学校で閉校式があり、在校生や卒業生たちが学び舎に思いをはせました。

久保小学校は1873年に小学温柔舎などとして創立。第二次世界大戦後の1947年に現在の名称になってから、6328人が卒業しています。

尾道市教育委員会 宮本佳宏教育長
「(久保小学校の)歴史と伝統は尾道みなと小学校へ受け継がれ」

6年生 小川歩海さん(12)
「これまで私たちを見守ってくれた久保小学校…ありがとう」

尾道市では、学校再編により、市内中心部にある3つの小学校(久保・長江・土堂)と2つの中学校(久保・長江)が今年度で終わり、8日・9日に閉校式が行われます。

卒業生
「ドッジボールをずっと、夕方している思い出が走馬灯のように思い浮かんで、学校がなくなるんだなと思ったらぐっときました」

児童や生徒らは、来年度から統合した「尾道みなと小学校」と「尾道みなと中学校」で学び始めます。