備蓄米の放出効果は?コメの今後の見通し

「食協」ではコメの確保のために毎年、田植え前に産地を回りますが、生産者を集めたのは今回が初めてということです。
備蓄米の放出は、今月10日から入札開始されます。複数の大手集荷業者が参加するとみられています。
広島県に関係しそうなのが「JA全農」というJAの全国組織です。「JA全農」が落札したコメを各都府県の全農が買い、それを「食協」などの民間業者が買うという流れですが、広島県内でどの位の備蓄米が販売されるか、現時点では不明です。
備蓄米を買うと同量のコメを戻す、というのが条件になっています。
「食協」では、この条件の詳細を確認中とのことで、コメ不足の中、同量のコメを戻せるのか不透明なため、備蓄米を扱うかどうかは決めていないということです。