沖縄キャンプ最後の休日も、選手たちはあすからの最終クールを見据えて体を動かしていました。

キャンプ地・沖縄市は朝から雨。10時半前選手たちに開放された球場横にある屋内練習場に真っ先にやってきたのは持丸(もちまる)でした。前回の休みに続き1番のりで練習をしたプロ6年目は、黙々とスイングすること30分。その後はミットに持ち替えてさらに15分、マシンの球を受けました。

入団5年で1軍出場は5試合のみ。危機感を胸にオフ返上で汗を流しました。

持丸泰輝;『開幕1軍をめざしてやっているし、キャッチャーはチャンスだなと思っているので、その自覚と責任を持ちながら、いま来ているキャッチャー陣(坂倉・清水)に負けたくないなという思いはすごくあるので、練習をしておかないとなと思ってきました』

その後やってきたのはピッチャー陣。侍ジャパンに選ばれた塹江(ほりえ)と3年目の河野(かわの)がキャッチボールなどで調整し、あす以降の試合に備えました。

河野佳;『今のところは真っ直ぐでも空振りやファールが取れているのでいい』『(最終クールは)結果が1番重要だと思うので、結果にこだわってやっていきたい』


塹江敦哉;『アピールもそうですし、シーズンに向けての準備というところで、少しでも詰められるところは詰める気持ちで毎日過ごして、チーム全体が強くなるための中の1人にいられるように精一杯やりたい』Q新井監督が開幕投手候補がみんな活躍して決めるのが難しくなったと言っているが…『絶対的な信頼を得られるようにがんばります(笑)』