トルコでの1次キャンプを終えたサンフレッチェ広島。日本代表のキーパーでもある 大迫敬介 におよそ2週間の日々を振り返ってもらいました。
現地時間の先週金曜日に行われた、トルコでの最後のトレーニングマッチ。

前半15分。サンフレッチェらしい前線からのプレスで、アルスランがボールを奪うと、東俊希・ジャーメイン とつなぎ、最後は 中島洋太朗 。ポーランドのクラブ相手に2対1で勝利を収め、トルコでの練習試合は4勝1分と無敗で終えました。

ミヒャエル・スキッベ 監督
「試合内容は全体的に納得しています。新しい選手もしっかりチームになじんでいますし、けが人も出ましたが、ひどい選手はいないので、2次キャンプの宮崎にはみんな来られると思っています」

そして新たに加わった注目のフォワード2人について、大迫敬介にキーパー目線で語ってもらいました。
大迫敬介 選手
「(中村)草太は大学でしっかり結果を残して入ってきた選手で、プロのピッチに立っても、彼のストロングな部分は表現してくれているので、すごくチームにとって大きな新加入選手の1人。ジャメ君(ジャーメイン)に関しても、キャリアがある中で、また自分たちにいなかった前線で(ボールを)おさめてくれたり、個人で点を取る能力に長けている選手なので、特徴的な2人が新しく入ってくれて誇らしいですし、さらにチーム力が増したんじゃないかと思います」

もちろん大迫自身もさらなる高みをめざしてトレーニングに励んできました。
大迫敬介 選手
「昨シーズンよりもさらに絶対的な守護神になりたいと思っていますし、決定的なシーン(でのセーブ)だったり、もっとチームに流れを呼び寄せるプレーだったり、昨シーズン引き分けた試合を勝ちに持っていけるような決定的な仕事を自分ができればと思います」

あさって29日水曜日から宮崎で2次キャンプを行うサンフレッチェ。来月8日に行われる神戸とのフジフイルムスーパーカップでシーズンが始まります。