「なんで私なんだろう…」。パリ五輪にも出場した女子100mH、福部真子選手を突然襲った病魔。診断されたのは病名は「菊池病」。原因不明で特効薬もない。トップアスリートを襲った「菊池病」とは、どのような病気なのでしょうか。

福部真子 選手
「いつになったら普通の生活ができるんだろうとか、この先どうしようかなとか、お先真っ暗でしたね」

福部真子選手

シーズンを終えた10月のある日、突然の首の激痛に襲われました。

福部真子 選手
「1番最初は、10月15日に朝起きたとき、左の鎖骨のちょっと上辺りに激痛が走って。枕が当たるのも痛いし…」