
野間峻祥 選手
「ぼくは、受け取り方としては、若い選手・新しい力っていうのも考えながら戦っていくよっていうふうにとらえているので、自分自身は危機感を持ってやらないと、こんな感じだったら若い選手を使うというふうになるんじゃないかと思うので、そういうのを思わせないように、そこに負けないように、もう1回、一からアピールしないといけないなという気持ちはあります」
昨シーズン、2018年以来の規定打席に到達した野間。しかし、いっさい満足感はありません。

野間峻祥 選手
「なんか(規定打席に)立った感じがしないです。ただ、立たせてもらった」
天谷宗一郎 さん
「ああ。そういうこと? ことしは、そこを(自ら)立ちに行くと」
野間峻祥 選手
「そうですね」
来週、32歳となる野間が今シーズン、起こす変化とは、“もう一歩先へ進むための覚悟” でした。

野間峻祥 選手
「『今のいけたんじゃないか』と、あとあと思うプレーが何個かあるっていうのが、この2シーズンであって、そういうのをなくしたいというか。ふつうにやっていても2割7分、2割8分くらい。もうちょっと攻めたい。『ああ、攻めたんだ』というところをもうちょっプレーで出せたらなと思っています」
◇ ◇ ◇
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
“攻める” っていう言葉を本人は言っていましたけど、長く一緒に現役をした中で、こういった野間をことし、出そうとしてるんだなっていうのがすごくうれしかったところはあるんですよね。あと、「盗塁もやっぱりキャリアハイを目指してほしい」って言ったら、「目指します。攻めます」って言っていたので、非常に頼もしいなと思いました。

石田充 アナウンサー
去年が盗塁8個、一番多くて17というシーズンがあったんですけども。
天谷宗一郎 さん
25は行ってほしい。それぐらい、スピードがある選手だからこそですね。
青山高治 キャスター
天谷さんが相手だからこそ、静かに淡々とした口調だけど、すごく熱いものを感じるところがありました。

天谷宗一郎 さん
本当にことしにかける思いであったり、新井監督の言葉を受けて、こういうふうにぼくは思っているんですっていうのをすごくいい熱量で話してくれたなと思います。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)