秋の行楽シーズンはこれからが本番。どこに行こうかと計画を練っている人も多いのではと思いますが…。


旅の行き先をサイコロ一つで決めるというのは、いかがでしょう?


JR西日本が15日から販売を始めたのは、その名も「広島発サイコロきっぷ」。スマホのアプリでサイコロを振ると、目的地がランダムに決まる仕組みです。

広島発で行き先とその割合は…、▽博多と松江が3分の1ずつ、▽姫路が9分の2。そして、▽もっともレアなのが9分の1の割合となる北陸は石川県の金沢! これが新幹線も利用でき、1人往復5000円となります。


この秋の休暇をどこで過ごそうかと考えていた報道スタッフが、プライベートで実際に挑戦してみました。J-WESTネット会員に登録し、JR西日本のWESTERアプリをダウンロードしたら準備完了。


「専用アプリから “おトクにGO!” の “広島発サイコロきっぷ” にエントリー」

そして運命のとき! “サイコロ”を振ります。行き先は…。

「博多に決定しました。博多」


「5000円で博多に往復できることになりました。金沢に行きたい気持ちもあったが、博多です」

スタッフは、結果に満足しているようすです。

JR西日本によりますと、本来の料金からの割引率は金沢が最大の83%、スタッフが引き当てた博多は通常往復で1万8620円のところが5000円に…。73%ほどのオフとなります。

筋書きのない運命的な旅、行き先は運任せ…。


JR西日本広島支社では「新幹線乗車率はコロナ禍前の7割ほど。この企画で秋の行楽客を呼び戻したい」としています。

JR広島駅では16日、17日の2日間、巨大なリアル・サイコロで行き先を決めるイベントを予定しています。