□ シースルービュー

続いては、これまでの360度ビューをさらに進化せた「シースルービュー」を体験しました。

ボディが大きくても安心して取り回しが可能な先進技術です。

小林 康秀 キャスター
「ベビーカーが来ましたね」
運転席からは直接、ベビーカーは見えません。シースルービューでは、死角部分のベビーカーが確認できました。

小林 康秀 キャスター
「こう曲がっていくと、巻き込んでしまうことがわかるんですね」

そのほか、駐車場やせまい道での離合のときなどボタン1つでより安全な運転が可能となっているということです。
□ CX-60 試乗

いよいよ試乗です。車両は、e-SKY ACTIV Dプレミアムモダン。新色でただ今、一番人気の色「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」です。

まずは、公道に出ての低速走行です。

小林 康秀 キャスター
「静粛性が高いですね。静かな感じで、ノイズも抑えられている感じがします」
12.3インチのセンターディスプレイも存在感があります。

小林 康秀 キャスター
「マツダの中では一番大きなディスプレイですけれども、今どきの感じがすごくしますし。見ごたえがあるというか、大きな画面で見やすいですね」

続いては、高速走行です。アカデミー賞受賞作品「ドライブ・マイ・カー」のロケ地としても選ばれた海田大橋を走ります。

小林 康秀 キャスター
「力がある感じですね。アクセルのひと踏みに対する力の伝わり方がぐっと増しているような感じがします。ある程度、スピードを出して思ったのが、より車が安定するというか、長距離移動のときに疲れないような作りになっているイメージ」

運転しながら感じたのが、上質感漂う空間です。

小林 康秀 キャスター
「このあたりの作り、すごくこっています。こういったゴージャスな雰囲気の中でゆったりと運転できる。休みの日とか、落ち着いて休みを楽しみたいと人にとってもいいでしょうし。ちょっと遠くまで走りたいという要望に対してもしっかり応えてくれる車だと思います」
満足度は、運転席だけではありません。マツダの国産車としては初となるパノラマサンルーフは、後部座席にも至福のときを提供してくれそうです。

小林 康秀 キャスター
「後ろから遠くまで見渡せるような視界の広さがあると思うんです。さらにパノラマサンルーフですから、運転席もゆったりしていいんですが、後部座席はけっこういいんじゃないかなと思いますね」
試乗も終えようとした、そのときでした。

小林 康秀 キャスター
「(警告音)あっ! わき見運転を検知しました。すごいですね、どこで見てるんですか」
撮影クルーの乗った車を探そうと、ついキョロキョロとしたのを車内カメラは見逃しませんでした。

小林 康秀 キャスター
「すごいですね。見ていますね。わき見運転、気をつけます」
最後にCX-60主査を務めた 和田 宣之 さんに開発に込めた思いを聞きました。

マツダ 商品本部 CX-60主査 和田 宜之 副本部長
「乗員全員で楽しめるドライビングエンタテイメントを車の動きや内装のしつらえを含めてトータルでがんばりました。見た目、大きな車ですけど、肩ひじ張らずにアクセル踏み込んだ瞬間から純粋に楽しんでいただきたい。そういう車になっている」