7日夜までに台風5号発生へ 関東の東海上を北上か

7日午前、日本の南海上には2つの熱帯低気圧があります。このうち、父島の南西の海上にある熱帯低気圧について、気象庁は「発達する熱帯低気圧に関する情報」を発表しました。今後12時間以内に台風へと発達する可能性があるためです。これにあわせて5日先までの進路予想も発表しています。

7日午後の予想では、そこまで発達する予想ではありませんが、湿った空気を東日本へともたらすため東日本や北日本はスッキリしない天気となる可能性があります。
一方、沖縄の南海上にある熱帯低気圧は、今のところ台風にまで発達する予想は出ていません。

ところで今週に入ってから天気図をみると、普段の真夏であれば日本の南には夏の太平洋高気圧にあたる「高気圧」マークが表示されて日本列島付近に張り出していますが、きょうの天気図には高気圧は見当たりません。
大きくみると東シナ海から日本の南にかけては気圧の谷(気圧の低い部分)となっています。これが今後の“台風の卵”発生にも大きく関係する可能性があります。