もう一度サーカスへ 妻「1人でも多くの人に感動を伝えてほしい」

服部さんは19歳の時、団員募集をみて入団しました。小さいころから器械体操を習っていたこともあり、入団わずか4か月でデビューしました

服部健太さん
「やりがいあって楽しくて天職だと思いました」

服部さんは家族と一緒に全国の巡業地をまわっていましたが、子どもたちの就学をきっかけに、広島に定住するため引退を決めました。

長男 礼依くん
「(どんなお父さんですか?)かっこいい顔…(お父さんの仕事みたことは?)ない」

服部健太さん
「覚えてないみたい、3歳まで見ていたのにね」

3年前の広島公演中、団員に新型コロナの感染が広がり、期間途中で公演が打ち切り。それと共に、引退しました。

その後、別の仕事につきましたが、悩んだ末1年前にサーカスに復帰しました。現在は単身赴任です

服部健太さん
「転々としてると、どうしてもすぐ転校となって、仲のいい友達とかができないと思うんですよね。そういう面で(定住は)子供たちのためにはいいのかなと思います。離れて暮らすのはちょっと寂しいですけど、妻が一生懸命やってくれているんで、そこは安心して任せている」


「“サーカスが好き”から入って健太さんと結婚したんです。(家族が)しっかり応援して、1人でも多くの人に感動とかを伝えられたらいい。お父さんの代わりとしては頑張らず、帰ってきたらしっかりお父さんの役目を果たしてもらおうと思ってます」