広島県尾道市が発注した公共工事について、入札情報を特定の業者に漏らした疑いで、市の職員が書類送検されていたことがわかりました。

官製談合防止法違反などの疑いで、ことし1月、書類送検されたのは、尾道市役所の男性職員です。

捜査関係者によりますと、男性職員は、尾道市が発注した公共工事の入札をめぐり、市内の会社に情報を漏らした疑いが持たれています。

この事件でこの会社の役員も公契約関係競売等妨害の疑いで書類送検されたということです。

尾道市役所では、おととし、元職員が建設会社の当時の社長に、道路改良工事の入札に関する金額入りの設計書を渡し、それを基に工事を落札した見返りとして、社長が職員に現金を渡す事件が起きていました。

事件を受けて市役所では、職員およそ150人を対象に、研修会が開かれていました。

尾道市は、「現時点で内容を把握しておらず、コメントできない。事実確認をして対処する」としています。