□ 「いつでもどこでも誰にでも届く
   阿弥陀のテレワーク 念仏 成仏 みな救う」


和田 隆彦 住職
「悪いことがあったら誰かを責める、もしくは自分を責めるっていう、その2択しかなかったと思うんですけど、でもそうじゃなくて、誰彼を責める必要のない『そういう事柄の連続なんだ』というところをちょっとでも感じてもらえたら、一喜一憂する必要はなくなってくると思うんですよ。そのときに自分1人じゃなくて、必ず隣りに、もしくは自分の中に仏様がいますよっていう」


「仏様の慈悲っていうのは(テレワークと)同じように目に見えないし、直接つながっていないし、それこそ離れた場所からの働きかけだっていうところが意味合いとしては(テレワークと)一緒だなというふうに思ったので、そういうふうにまとめたんですけど」


続いては、スポーツ。思わず後ろ向きになる、きょうこのごろ。スポーツの力は偉大です。元気が出ない日、テレビをつけるとカープの試合が…。


真宗大谷派 超覚寺 和田 隆彦 住職
「まあ、でも、あれだけ負けると、それはそれで中途半端じゃないのはいいなと思いましたけども」


カープは、ことしの交流戦、5勝13敗…。3シーズン連続で12球団最下位に沈みました。

和田 隆彦 住職
「ちょっと持ってきますね。去年、載せたんですよ、これを」

□ 「カープのファンでいることは、修行である」

「で、ことしは、『荒行』にバージョンアップして…」

□ 「カープのファンでいることは、荒行である」

「それで止まらなかったので、こう…、究極の『苦行』になって…」

□ 「カープのファンでいることは、苦行である」

「で、まあ、相田みつをさんの有名な詩をもじって、こういうので締めたっていうことなんですけども」

□ 「つまづいたっていいじゃないか カープだもの」

― 悟ったということ?
「そうです。カープだから、いいんだよっていう」

とはいえ、それもこれも、もとをたどれば『深いカープ愛』。京都出身の和田さんはことし、あることをきっかけに自身が真のカープファンになったと気づいたそうです。