広島カープ 菊池涼介 選手(3月)
― (優勝)経験者だから感じたり思ったりする “優勝するチームの条件” は?
「本当に小さいところですよね。小園がきょう(練習試合で本塁に)帰って来れなかったですけど、あの1本で帰ってこれるか、帰ってこれないか。ボールを見ながら走ってちゃ帰れないよねっていう、そういう小さいところだとぼくは思います。本当に帰ってやるんだと。あそこのファーストランナーにいて、カチンと打った瞬間に『この1本で帰ってやるんだ』っていう意識」

小園海斗 選手
― キャンプで菊池選手が「ワンヒットでちゃんと帰ってこれるように」って口酸っぱく小園選手に言っていたが?
「塁に出ることがぼくの持ち味だと思いますし、後ろの人に返してもらうっていうのが一番、理想かなと思うので、(走塁で)チャンスを作っていけるようにこれからもやっていきたいなと思います」

インタビュー中にも「日々、勉強」という言葉を多く口にした小園。チームの “軸” として期待のかかる6年目のシーズンは始まったばかりです。
広島カープ 小園海斗 選手
― 今、首脳陣はチームの軸の1人だと、起用法を見ても感じるが?
「やっぱり、そうやってもらっているぶん、結果っていうのが求められますし、プレッシャーもあるんですけど、思い切ってやって、ミスとかもぼく、けっこう多いのであれですけど、チームみんなで勝てる試合っていうのを数多くしてやっていくことが大事かなと思うので、そこに1つでも貢献できるようにやっていけたらいいと思っています」
◇ ◇ ◇
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
6年目、ショート、3番。まさに “軸” ですけれども、まだ6年目ですから。どんどん行ってほしいし、まだチームの勝敗を背負うには 菊池涼介 選手であったり 會澤翼 選手であったり、ベテランが背負えばいい。だから自分を信じて、どんどん突っ走ってほしいなと思います。ちょっとでも行く道がそれたら、「おいおい、違うぞ」って 秋山翔吾 選手であったり菊池選手が戻してくれると思うんです。それぐらい突っ走って、今シーズンは自分のやりたいことを振り切ってやってみたらいいんじゃないかなと思います。

青山高治 キャスター
とにかく塁に出るっていう姿を見たいです。
天谷宗一郎 さん
そうですね。ただ、3番に入っているんだったら1番・2番を返すっていう気持ちもちょっとほしいです…(笑)
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)