
梅雨明けの6月最終週は50本と、去年の2倍以上売れたそうです。この夏は色とりどりの60種類以上をそろえました。

そごう広島店 白井優花さん
「機能的には遮光とUVと遮熱効果があります」

― 遮光・UV・遮熱効果。裏が黒いが、そのための素材?
「そうです。特殊な素材を使っているので、遮熱効果が得られます」

― 太陽の下でもこの傘の下であれば熱がそんなに?
「そうですね、感じられないです」
環境省によりますと、気温30℃の暑さのもとで日傘をさすと、帽子をかぶった場合よりも汗の量が17%減るということです。

また、気温や湿度などで計算する「暑さ指数」も日傘によって1℃から3℃下がるというデータもあります。

では、どんなタイプが人気なのでしょうか。
まず、軽いこと。重さは200グラムから300グラムが主流です。

そしてトレンドは二つ折り! ワンタッチで開き、手間が省けます。さらに三つ折りに比べて便利なのが…。

― 閉じるときはこれで…。すぐ、あとは整えれば、しまうことができる。簡単に閉じられるものが人気なんですね。
「そうですね、はい」

男性用の日傘はほとんどが晴雨兼用で、20代・30代がメインの客層だといいます。

ライフスタイルに合わせて日傘のタイプを選ぶ傾向もあるそうです。