勝利の余韻で寄り道…試合後はスタジアム周辺地域ににぎわいが

まちなかスタジアムの観戦の帰りには、勝利の余韻とともに、それぞれが寄り道を楽しみました。広島市中区のデパートでは、総菜を買う人の姿も紫です。
観戦帰りの人たち
「これから家に帰ってご飯を食べるので、そのお総菜を買いに来ました」
「楽しかった」
「なにかあるかな、おいしそうなものあるかなと思ってきました」
特設会場には、サンフレッチェとレジーナの歴代ユニフォームが並び、多くの人でにぎわいます。
観戦帰りの人たち
「(前のスタジアムは)まちなかにたどり着くまでけっこう時間がかかっていたので、すぐ来られるのはいいなと思います」
「このあと、ご飯も食べに行く予定なのですごく楽でいいです」
末川徹 記者
「スタジアムから10分ほど、歩いてきたところにやってきました。横川ビクトリーロードです。強敵相手にビクトリーしたということで、飲食店などもありますが、にぎわい、どうなっていくのでしょうか」
試合終了から約1時間後、サポーターやファンの移動が徐々に増え始めました。店内、カープ一色の居酒屋「レッドカントリー」。サッカーの試合がある日には、赤と紫の共演が増えてくる予感です。
初めてスポーツを観戦したという6歳の双子は、スタジアムの雰囲気に圧倒されたようです。

サポーター
― 店への入りにくさはない?
「広島の人は、サッカーも野球も好きだからだいじょうぶ。いいスタジアムができて、サンフレもカープも」
店主
「開幕戦勝利、おめでとうございます。いえーい」
広島の地酒などが楽しめる山中酒店でも、余韻に浸っていました。
店のスタッフ
「サポーターは、ユニフォームを着たら、一杯目100円引きなので」
横川近辺の「新サカスタ応援店」では、ホーム戦で、▽ユニホームを着用、▽または、チケットの半券があれば飲食代を割引するなどのサービスも展開しています。
東京からのサポーター
「新幹線で、浦和レッズサポとバチバチだったが、勝ててよかった」
店のスタッフ
「行きは横川から歩いて、帰りも来てもらって、みんなで盛り上がる雰囲気にできたら最高にいいな」
商店街のメンバーは、試合だけでなく、人との出会いや友情の輪が広がることで、まち全体が活性化することを期待しています。