第一回目の奨学生も沖縄出身のあの選手

因みに第1回の奨学生は…

並里成選手(当時 福岡第一3年)
「田臥さんが失敗しているところ成功しているところを見ながら、自分も後ろからついていきたいと思います」

県出身で同じく福岡第一の主軸として活躍し、キングスを経て現在は群馬でプレーする並里成。

並里成選手(群馬クレインサンダーズ)
「沖縄県を出て全国で活躍して、またそこから日本代表として海外に挑戦するということは本当に誰もができることではないので僕も応援したい」

小学3年でバスケに出会い、競技の面白さに魅了された崎濱。中学は途中までは県内でプレーしましたが、より一層のレベルアップを目指し、中学2年の頃に福岡県の強豪、西福岡中学校に転校。瞬く間にチームのエースになりました。

崎濱秀斗選手(当時 西福岡中3年)
「スピードから自分で行ったり、パスをさばいたりするのが自分の得意なプレー。人をいかすプレーが大好き」

アグレッシブなスタイルとは裏腹に、福岡第一高校に入学する直前の崎濱には少し不安げな様子もありました。

崎濱秀斗選手(当時 西福岡中3年)
「3日前くらいに福岡第一高の練習に初めて入ったが、初めてAチームの練習を見た時には自分もここでやっていけるのか、ちょっと不安になった」

あれから3年。福岡県2位で出場した高校最後の全国大会『ウィンターカップ』。スターティング5に名を連ねた崎濱は、総勢115人の強豪校で絶対的エースに成長していました。