去年12月に行われた高校バスケの集大成「ウィンターカップ」で、4年ぶり5回目の優勝を果たした福岡第一高校。総勢115人の大所帯から選ばれし5人の中には、沖縄県出身選手がいました。石垣島出身の崎濱秀斗さんです。その実力が買われ、4月からはアメリカに留学することも決まっています。未来を見据え、着実にステップアップしていく若武者に将来の意気込みを聞きました。
崎濱秀斗選手(福岡第一3年)
「My name is Syuto. I'm senior high school, I'm going to the US this year for the basketball, so I try my best to be successful in there and I wanna guys to keep supporting for me, so thank you」

高校バスケの強豪、福岡第一のエースとして活躍する高校3年生、崎濱秀斗。
去年12月のウィンターカップでは、チームを4年ぶり5回目の優勝に導きました。

将来を嘱望される崎濱は去年、『SLAM DUNK』の作者である漫画家、井上雄彦さんが「大学やプロを目指す若者を支援したい」という気持ちで2006年に創設した「スラムダンク奨学金」の第17回奨学生に選ばれ、今年4月からはアメリカで学業とバスケの研鑽に励みます。
実はこの制度、毎年必ず選ばれるわけではなく、該当者がいない年もあります。
崎濱秀斗選手(福岡第一3年)
「スラムダンク奨学金で奨学生に選ばれたということは日本を背負っているということなので、まずは選ばれなかった人たちの分まで絶対にアメリカで成功したい思いもある」