能登半島地震の医療現場を支援するため県医師会は7日、医師や看護師など6人からなる医療救護班を派遣しました。
被災した石川県では避難者が3万人以上に及び、避難生活での体調悪化が原因で亡くなる、災害関連死の防止が急務となっています。

こうした中、巡回診療などの支援を日本医師会から要請された県医師会は、医師や看護師など6人からなる医療救護班=JMAT沖縄を1月7日、石川県穴水町に派遣しました。
出口宝医師
「災害によってかなり体力を落とされて、いろんな疾患が出てきていないか。あるいは感染症ですよね。こういったところをしっかり見て、災害関連死を少なくすることが大きな目的だと思っている」
常住美穂看護師
「熊本地震の時に支援に行ったが、余震が来るたびに怖くて眠れないとか、話を聞いてあげるだけでも、少し落ち着くので、しっかりと1人1人と話せる時間がとれたら話していきたい」

医療救護班が穴水町に滞在するのは6日間で、今月13日までに、第2陣、第3陣の派遣も予定しています。