県議会は22日に最終本会議を迎え、いまだ戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで、即時の停戦を求める決議案を全会一致で可決しました。

當間盛夫県議
「多くの子ども達や住民が犠牲となっているガザ地区の状況は、凄惨な沖縄戦の記憶と重なり、多くの県民が心を痛めている」

県議会は12月22日の最終本会議で、イスラム組織ハマスとイスラエルによる戦闘が続くパレスチナ自治区ガザにおいて、双方に対し即時の人道的停戦に応じることなどを求める決議案を全会一致で可決しました。

決議案では一般住民を巻き込んだ地上戦が展開された沖縄戦にも言及し「凄惨な沖縄戦の記憶と重なり、多くの県民が心を痛めている」などとしています。

本会議ではこのほか、県企業局が水を供給する28市町村の水道用水の料金を、来年10月から段階的に引き上げるための条例案を与党の賛成多数で可決しています。