本部半島の沿岸部にある名護市安和区で大規模な地震と津波を想定した避難訓練が実施されました。

この訓練はマグニチュード7.2の地震が発生し名護市安和区に7メートルを超える津波が押し寄せる想定で行われ、住民や関係者らおよそ100人が参加しました。

地区のスピーカーで避難が呼びかけられると、住民は自宅を出て海抜およそ50メートルにある施設を目指しました。

安和区・崎浜秀雄区長
「まだまだ意識が出来ていない部分が多々あると思うんですよ、だからその部分をどういう風にして皆に意識してもらうか、区の皆さんがこういう意識をもってくれれば」

安和区は、海抜3メートル前後の低い土地に住宅があり、これまでに台風による浸水被害も出ています。

住民は日頃の備えの大切さを再認識している様子でした。