北朝鮮が22日から来月1日までの間に「衛星ロケット」を打ち上げると通告したことを受け、県は対策本部会議を開いて今後の対応を確認しました。
北朝鮮の打ち上げ通告は、11月22日午前0時から来月1日の午前0時までの間で、黄海、東シナ海およびフィリピン東側の海域に部品などの落下が予想されます。
ロケットが県内上空を通過する可能性があるとして、県は21日午前に玉城知事を本部長とする危機管理対策本部会議を開き、今後の対応などを協議しました。
玉城知事
「知事公室を中心として、各部局では国等関係機関との連携を密にして、的確な情報収集や対策を実施するよう全庁挙げて取り組んで下さい」
会議では外国人観光客を含めた情報提供や、落下物があった場合の対応に万全を期すことが確認されました。
北朝鮮はことし5月と8月に「軍事偵察衛星」の打ち上げを行っていて、いずれも通告期間の初日に打ち上げ、失敗しています。