64年前、旧石川市の宮森小学校にアメリカ軍のジェット機が墜落し、児童や周辺住民ら18人が犠牲になった事故を漫画で後世に語り継ごうという取り組みが、うるま市で行われています。

これはジェット機墜落事故の悲惨さを語り継ぐ活動を続けているNPO法人「石川・宮森630」会が子どもたちにも分かりやすく記憶を継承しようと取り組んでいるものです。

漫画では当時、宮森小学校の2年生で事故で大やけどを負いその後遺症により23歳で亡くなった新垣晃さんを主人公に描くことになり、今年5月からは新垣さんの幼少期を知る関係者などから聞き取りを行っています。

630会では今後も新垣さんに関する証言を更に集めて脚本の制作を専門家に託し、一日も早く漫画を完成させたいと意気込んでいます。