10月スタートのきょうは北日本と東日本で大気の状態が不安定。雷雨に注意が必要です。その要因は低気圧と寒気。前線上に低気圧が発生し、日本列島に近づいています。この前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことに加え、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定となるのです。

東京都心など関東地方の広い範囲で、朝の通勤通学の時間帯は傘が必須でしょう。昼過ぎにかけて関東甲信地方や東北地方で広く雨が降る見込みです。午後は次第に雨の範囲自体は狭くなりそうですが、北日本と東日本には断続的に雨雲がかかり続けるでしょう。

また、午後ほど発雷確率が高くなっていますので、雷を伴った強い雨となるおそれがあり、雨の降り方に注意が必要です。

一方で、西日本はおおむね晴れてきょうも気温が上がりそうです。

【きょうの各地の予想最高気温】
札幌 :24℃ 釧路 :18℃
青森 :23℃ 盛岡 :21℃
仙台 :22℃ 新潟 :24℃
長野 :23℃ 金沢 :26℃
名古屋:28℃ 東京 :22℃
大阪 :29℃ 岡山 :29℃
広島 :28℃ 松江 :27℃
高知 :30℃ 福岡 :30℃
鹿児島:29℃ 那覇 :32℃

雨が降る東日本と北日本では、寒気も入ってくる影響でぐっと気温が下がります。特に東京都心はきのうより6℃も下がって予想最高気温は22℃。およそ3か月半ぶりに25℃を下回る見込みです。朝から日中、夜にかけてほぼ気温が横ばいで推移するため、きょうは日中も1枚羽織るものがあると良いでしょう。長袖でも良いくらいかもしれません。

あすは日差しと共に暑さも戻ってきます。あすの予想最高気温は東京で28℃、名古屋では30℃と真夏日予想となっています。気温のアップダウンが激しくなりますので、体調を崩さないようにご注意ください。