大型で非常に強い台風6号は大東島地方を暴風域に巻き込みながら北西に進んでいます。沖縄本島地方には2日明け方から昼前に最接近する見込みで、最大瞬間風速は65メートルに達するおそれがあり、暴風に警戒が必要です。

台風6号は、南大東島の南西約210キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルです。

台風は3日にかけて非常に強い勢力を保ったまま沖縄本島地方にかなり接近するとみられます。沖縄地方では台風の影響が長引くおそれがあり、暴風や高波、高潮に厳重に警戒が必要です。

◇最接近の見通し
・大東島地方 現在最も接近している
・沖縄本島地方 2日明け方から昼前
・先島諸島 2日夕方から3日午前中

◇暴風の予想(最大瞬間風速) 
8月1日
・沖縄本島地方 60メートル
・大東島地方 35メートル
・先島諸島 35メートル
2日
・沖縄本島地方 65メートル
・先島諸島 45メートル
・大東島地方 30メートル 

また沖縄本島の路線バス(琉球・沖縄・那覇・東陽)は1日の始発から全線で終日運休となります。

那覇空港と本島北部を主に結ぶ「やんばる急行バス」は午後便を中心に一部が運休となります。

一方、沖縄都市モノレールは那覇空港駅発が10時35分、てだこ浦西駅が10時34分発を最後に運休します。