大型で非常に強い台風6号は、進路を次第に西寄りに変えて進み、8月2日水曜日に本島地方と宮古島の間を通過する予想です。
7月31日午後11時現在、大型で非常に強い台風6号は、南大東島の南の海上を1時間におよそ15キロの速さで北西に進んでいます。

中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、瞬間風速は60メートルで、非常に強い勢力を維持したまま沖縄地方にかなり接近する見込みです。
沖縄本島地方は8月1日昼前から暴風域に入るとみられ、1日と2日は大荒れの天気となるでしょう。暴風、高波、高潮に厳重に警戒してください。
1日朝から閉鎖することが決まっている那覇空港では、1日の発着便420便全便が欠航を予定していて、5万7000人あまりに影響が出る見通しです。7月31日中に帰れなくなった観光客らが航空券の振り替え手続きを済ませようと長蛇の列を作りました。

観光客
「いかんせん仕事に支障が出ましたって感じでしたね。もうホテルにこもるしかないなって思っています」
観光客
「帰れなくてうちの猫が悲しがってそうだから」
アメリカからの帰省客
「こんなに大きな台風はなかなか来ないので、たまっている本を読んだりあとは母と見たかった映画をみたり」

台風6号は3日以降は東シナ海で動きが遅くなり、影響が長引きそうです。引き続き最新の台風情報にご注意ください。