大型の台風6号は発達しながら沖縄地方に接近していて大東島地方に31日朝、本島地方に31日昼前に暴風警報が発表される見通しです。

対策本部会議


30日午後、県庁で開かれた災害対策本部会議で大型の台風6号の進路や特徴について情報が共有されました。

進路図(7月30日17:30)

それによりますと30日から31日にかけて台風は急速に発達し、31日から8月1日にかけて沖縄地方に接近する見込みです。

暴風警報については大東島地方に31日朝、本島地方に31日昼前に発表される見通しだということです。

先島諸島でも大しけとなる見込みで台風の進路によっては暴風や警報級の大雨となるおそれがあります。

今後、台風は海面水温が30度ほどの海域を進み、1日午前本島地方付近で発達のピークを迎える見込みです。

那覇と周辺離島を結ぶ海の便は30日、一部が欠航となっているほか、大東島地方を発着する空の便は全便欠航していて今後、影響が広がる見通しです。

泡瀬漁港


沖縄市の泡瀬漁港では、漁船をロープで厳重に係留したり陸に揚げたりして台風接近に備えています。

また現在は、一年のうちでもっとも潮位の高い時期で、大潮とも重なるため海岸付近で警報級の高潮となる恐れがあります。