7月に入り本格的な海水浴シーズンを迎えることから、沖縄県はハブクラゲへの注意を呼び掛けています。
沖縄県内では、猛毒を持つハブクラゲに刺される被害が毎年100件から200件報告されていて、海水浴やマリンレジャーで海に入る機会が増える夏場は、特に多くの被害が発生しています。
そのため沖縄県は7月1日~8月31日までの間、ハブクラゲ注意報を発表し、県民や、国内外からの観光客に対して、被害を防ぐための対策を呼び掛けています。
【ハブクラゲ注意報】
◇ハブクラゲ刺症を未然に防ぐには
①海水浴をする場合には、肌の露出を避け、ハブクラゲ侵入防止ネットの内側で泳ぐ
②海に出かかる際には、酢(食酢)を持参する
◇ハブクラゲに刺された場合は落ち着いて対処
①まず海から上がり、激しい動きをしないで、近くにいる人に助けを求める
②刺された部分はこすらずに、酢(食酢)をたっぷりかけて触手を取り除いた後、氷や冷水で冷やす
③応急処置をして医療機関で治療を受ける