大型で非常に強い台風2号が接近している石垣島では次第に東よりの風が強まっており、住民の生活や海の便など交通機関に影響が出ています。
愛久澤力也記者「台風への備えで、卵などの生鮮食品や保存がきくものから売り切れが出ており、石垣島への物流が止まると、影響が数日間続くと見られます」

石垣市内のスーパーでは、卵や牛乳といった生鮮食品や保存のきく即席麺が品薄となる状態が発生しています。
女性「特にラーメン。底をついて2、3日前からないんですよ。みんな対策で買ってしまって。みんな(台風接近の)準備しているみたい」
別の女性「どうしても足らないものがあったので、あればと思って来たんです。でも思うように品物が手に入らないです」
また、市内ではほかにもコンビニエンスストアで飛来物から店を守るためのネットを張る様子や、農地ではビニールハウスのカバーを外すなど、早めの台風対策をしている様子が見られました。
農家の男性「今度大きいからほとんどやられるんじゃないか。お盆来るまでは来ないで欲しいですね」

そのほか漁港では既に漁船が陸揚げされていてロープで固定されていました。
また、石垣島と周辺離島を結ぶ船の便に影響が出ており、午後からは全便が欠航しています。離島ターミナルは観光客もまばらで閑散としていました。
また、沖縄本島地方でも船便が欠航するなど台風の影響が広がっています。