災害時の避難所などで「食物アレルギー」を持つ人にも安全な食べ物を配れるようにと那覇市で炊き出しの訓練が行われました。
27日午前、日本赤十字社などが開催した「食物アレルギー」対応の炊き出し訓練には地域の住民や高校生などが参加しました。
訓練前の講話では、栄養士が、炊き出しの際の注意として使用されている食材や調味料を細かく表示する事や、調理の過程でアレルギーを引き起こす食品の混入を防ぐ必要性を説明しました。その後、参加者は少ない水で米を炊くことが出来る「炊飯袋」を使って避難所での炊き出しを体験しました。
炊き出し訓練に参加した男子高校生「実際に被災したときにはしっかり運営の方の協力をしたいと思いました。」
那覇市では、災害時に備え食物アレルギーに配慮した食料も備蓄しているということです。