オープンから1時間が経過し、骨汁を求める客が次々と訪れますが…

「骨汁ってあります?」
「ごめんなさい1個しかないんですよ」

中には骨汁を求めて来店した観光客の姿も見られました。

観光客
「骨汁を求めて埼玉からきました」
Qお店入ってなんて言われました?
「売り切れだそうです」
Q今どんなきもちですか?
「悲しい気持ちです」

名物メニューの骨汁が売り切れてもお店の忙しさは変わりません。この日の開店から昼の営業が終わる4時まで客足が止まりません。

Qいつもこんな感じですか?
與那覇政和店長「そうですね逆にきょうはちょっといつもよりは少ないかなって感じで、いつもはもっとずっと追われる状態で、ありがたいことに、うちはお客さんにもスタッフにも恵まれて大変だったと聞かれてもないですね」

地元から愛される大衆食堂として毎日通える値段に。それも人気の一つで最も高いものでも700円なんですが、店を切り盛りするには厳しい状況にあるといいます。


與那覇政和店長
「今回に関しては40年営業してますけど、ここまで一気にあがったというのは初めての経験ですね。油を例に出せば1年ちょっとで8回くらい値上がりし てまた来月あがりますという、今はもう利益出ているかくらいですよ、それくらい材料費にとられている。正直お客さんには悪いんだけど近々上げる検討をしています。」
自分たちの利益よりもお客さんのために。そんな気持ちから與那覇さんは朝から晩まで厨房に立ち身を粉にして働いてきました。
與那覇政和店長
「そこはやっぱりお客さんがいるからですよ、親御さんが子どもたち連れて子どもたちが結婚して、なおかつ自分の子どもたち連れていらっしゃる方いるんで、やっぱり長くや
ってないとそういうことができないですよね、嬉しい限りですよ」


北谷町のがじまる食堂を訪ねると、昔ながらの味を守り県内外から人気の骨汁と、お客さんへの愛に溢れる店長に出会えました。



【記者MEMO】
この骨汁を扱っている食堂は少なく、がじゅまる食堂と同様に数量限定で出しているところがほとんどです。骨にくっついた肉をはがし、骨は別皿に分けるなど少し手間がかかる県民食ですが、沖縄観光に訪れた際には一度食してみてはいかがでしょうか。