宮古島市財政課の担当者「令和5年4月28日までに撤去及び明け渡しに応じて頂けない場合は…」
海岸を不法占拠する男性(50代)「もうちょっと期間をもらえない?1週間じゃ無理ですよ」
不法占拠に暴言、入場料の徴収。海岸の秩序を乱す男性に対し、市は先月21日に小屋の撤去と土地の明け渡しを求める通知書を手渡しました。なぜ無許可で営業を続けるのか、RBCの取材に対し男性は-
ー営業許可申請は出されいてるんですか?
海岸を不法占拠する男性 「ここの営業は許可を与えられない、だから申請はできても許可は出せない」
ー小屋は建てていいのですか?
海岸を不法占拠する男性 「ダメだろ」
ーどうしてここで営業しようと思った?
海岸を不法占拠する男性 「すごいでしょ、俺の目のつけどころよ、勘が働いた」
悪びれる様子もなく無許可での営業や不法占拠を認めました。一方で誰の目も届かなくなった後の海岸の安全性を指摘する声も聞かれました。
マリンレジャーの事業者 「実際に死人とかも出ているんですけど、あの人がいなかったらもっと増えてるかな思います。やってることは悪いんですけど…」
市によりますと中の島海岸は自然海岸であり、海水浴場ではないのでライフセーバーによる監視などは行われておらず、安全管理については遊泳者の自己責任となっています。

数日後、海岸を訪れると小屋は取り壊され、撤去作業が進められていました。周辺の海岸ではこうした営業行為や不法占拠が他にも確認されているということで、市は今後、指導を徹底していくとしています。