職員へのセクハラ問題をめぐり、議会から不信任決議を受けた南城市の古謝景春市長に対する2度目の不信任決議案が16日、可決され、古謝市長の失職が決まりました。
南城市議会では16日、古謝市長の議会解散によって実施された選挙後初めての議会が開かれ、市長に対する不信任決議案が提出されました。
議案に賛成する討論でセクハラ問題を追及してきた仲間光枝議員は、被害者の夫から寄せられたメッセージを読み上げました。
▼メッセージを読み上げる仲間光枝議員
「お願いです。もう早くこの件を終わらせてください。助けてください。私たち家族はただただ平穏な日常を取り戻したいだけです」
採決を前に、前回の不信任決議案で反対した2人が退席しましたが、不信任決議案は賛成多数で可決され、古謝市長のきょう付での失職が決まりました。
また17日の議会ではインターネット上などで被害者への誹謗中傷・脅迫行為が続いているとして、これを糾弾し、被害者救済に取り組むための決議も賛成多数で可決しています。








