陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、自衛隊は第8師団の師団長だった坂本雄一(さかもと・ゆういち)陸将の死亡を確認したと発表しました。
これまでの捜索では隊員とみられる6人がみつかり5人の死亡が確認されています。
防衛省は死亡が確認された5人のうちの1人について、事故当時の第8師団長、坂本雄一(さかもとゆういち)陸将だったと発表しました。

この事故で防衛省が身元を公表したのは3人目です。
また、陸上自衛隊は海底で見つかった機体の回収作業の入札をきのう行い「深田サルベージ」のグループ会社(東京都)が10億円あまりで落札しました。

機体の回収作業は早ければ4月下旬から始まる見込みで、自衛隊はフライトレコーダーの回収や行方が分からない4人の捜索も続ける方針です。