沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、きょう(18日)防衛省は、17日に新たに引きあげた2人の死亡を確認したと発表しました。

陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、自衛隊は『飽和潜水』による捜索で、おととい(16日)には破損した機体の一部や隊員とみられる5人を発見し、そのうち2人を引きあげました。

残る3人についても救助作業を継続し、きのう(17日)に新たに2人を引き上げ、さきほど防衛省が2人の死亡を確認したと発表しました。

これまでに死亡が確認された4人の氏名は公表されていません。

自衛隊は海中に残る1人の救助と、いまだ行方が分からない5人の捜索を続けています。

一方、海上保安庁は音波を使って海底の地形を調べることができる大型測量船『平洋(へいよう)』を現場海域に派遣していて、今朝から捜索を開始しています。