あす(14日)はバレンタインデーです。
デパートの特設売り場やチョコレートを通し地域の魅力を発信しようと奮闘する、大宜味村のチョコレート店を取材しました。

デパート リウボウでは国内外から約600のチョコレートを取り揃え、パリの「ジャンポール・エヴァン」や、ニューヨークの「マリベル」など、7つの有名ブランドは初お目見え。

また農家の環境を守ることをコンセプトに作られた、サスティナブルなチョコレート「ロザリー」も沖縄初登場。

一方、チョコレートを通して、沖縄独自の魅力を発信しようと奮闘する大宜味村の「OKINAWA CACAO」。

やんばるの豊かな自然に魅了され、東京から7年前に移り住んだ川合さんが、カラキや月桃、シークワーサーといった、沖縄ならではの食材を生かしたチョコレートを作っています。

地域の食材にこだわり、地元の人に味をみてもらいながら、試行錯誤を重ねてきた川合さん、なかでも、今、注目を集めているのが、こちら。
カカオ豆を、地元「やんばる酒造」の地酒「まるた30度」に、1カ月ほど漬け込んだ風味豊かなチョコレートです。

3年ほど前から、全国各地の百貨店に出店するなど評価され、テレビ番組で紹介されると、オンラインの注文が10分で100件以上に上ったこともあるそうです。

OKINAW CACAO FACTORY 川合 径さん「合間で作って、合間で(発送)作業やって、寝られないですね。沖縄、やんばるを知らない人でも、チョコレートあるなら行こうとなる、それを入り口にして、沖縄のファン作りをこれからもしていきたい」

泡盛とチョコレートのコラボには地元の酒造所も期待を寄せています。

【記者MEMO】   
デパートリウボウの特設コーナーは、あす(14日)午後8時まで。