大発見! どこで釣ったか追跡調査開始

さっそく、購入先の鮮魚店や漁業関係者の協力を得て追跡した篠田さん。北大東島沖の水深約180mから釣られたことを突き止めました。

篠田さん:
「マリアナ諸島と北大東島、いわゆる絶海の孤島にいる魚なので『コトウ』がいいんじゃないかと」

篠田さんはこの魚を「コトウヒメジ」と命名。論文が国際的な学術誌に掲載されました。篠田さんは、そのことを購入先の鮮魚店に報告すると…

篠田さん:「1年ほど前に買わせていただいた魚が実は世界で2例目…」
鮮魚店員:「そうなの? 自分たちは分からん」「今まで沖縄ではイラブチャーは全部イラブチャーさ。ミーバイはミーバイさ」

今回のように、身近なところから研究の手がかりが見つかることも珍しくない魚の世界。その多くが気付かれずに見逃されていると篠田さんらは話します。

篠田さん:
「実際この魚ももう少しで食べられるところ、三枚おろしにされちゃうところだったので、気づく人がいれば変わっていくと思います」

小枝助教:
「俺も初めて名前をつけたのは、いゆまちで買ったものだった」

研究への情熱と、漁業関係者の協力で得た今回の大発見。みなさんの身近で売られている魚もよく見てみると、新たな発見があるかもしれません。

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今回コトウヒメジが発見された北大東島周辺は、まだ調査されていない部分も多く、今後も新たな発見がある可能性が高いとされています。期待が膨らみます。