那覇市で、外国から弾道ミサイルが発射された事態を想定した初の住民避難訓練が実施されました。
国、県、那覇市が共同で実施したこの訓練は、海外から弾道ミサイルが発射された事態を想定したもので、参加した近隣の住民など100人あまりは消防団などに誘導され、建物の地下に避難しました。
また近隣の子ども園では、防災頭巾を被った子供たちや保護者が一室に集まって、身を守る訓練をしました。
訓練に参加した女の子(6)「死ぬかと思ったし、ミサイルが来たのがこわかった」こども園の職員「子ども達も結構音とかもこわがっていたので。こわい印象の方が強いかな」保護者「テレビの向こう側だと思っていたことが身近になったなと、思いました」
一方、避難訓練が行われた施設の前には訓練に反対する市民などが集まり、有事を前提とした訓練の中止を訴えました。