基地めぐり駆け引きがあった選挙から「フェーズが変わる」
宮原:
「元々、普天間基地の代替施設は「ヘリポート」だった話が「V字滑走路」に変わっていった経緯や、使用期限の話もどんどん “なし崩し” にされていくなかで、仲井真さんが最終的に(移設に向けた沿岸部の埋立を)認める形になった。それに翁長さんが立ち上がり、保革をまとめて「オール沖縄」という形で当選した。それ以降、辺野古移設問題が県知事選の議論になり続けている」
「これまでの選挙では、保守の人たちも、辺野古(の代替施設)を積極的に造るという立場を明らかにしていたわけではなかった。どこまで受け入れるか、あるいはどこまで抵抗するか、という駆け引き的な要素がどうしてもあり、その中の違いをどう捉えていくのかがこれまでの選挙でした。しかし今回に関しては、保守系で立候補を予定している方が辺野古移設を認める発言をしているので、フェーズが変わった別段階の選挙と言えるのではないか」
「2期8年務めている玉城デニー氏、現職の評価だけではなく、これまでの保守革新といったような枠組みそのものが問われている。今後の各政治勢力の方向性を決める、そういった転換点になるような選挙になる」
宮原さんは、2014年に保革をまとめた「オール沖縄」の枠組みの変化や、無党派層へのアプローチ。そして、2010年の県知事選挙を最後に全県選挙で勝利のない保守系候補を支持する自民党が、県政を奪還するかに注目しています。その上で、いくつかの注目ポイントや投票先を決める手がかりを挙げました。








