イタリアで見た父の沖縄への思い

演出家 粟國淳さん:
「父は、沖縄が日本に返された時は、イタリアでニュースを知った。泣いてましたね。子どもながらには分からないですよ、どういう意味なのか。でも本当に泣いて喜んでいた」

「自分の国、自分の土地を自分たちに戻されるという喜び、そこが自分たちの家なんだぞという、DNA はそこにあるんだと思うことは、すごく大事なことなんだなと(感じた)」

48歳という若さで亡くなった父親と、今回、同じ作品を演出する粟國さん。

演出家 粟國淳さん

「こういう作品を通して、今度は同じ演出家として父と対話していくんだろうなという気はします。腹の中から生まれてくる、『沖縄物語』への粟國淳の気持ちというのが、演出に出てこればいいかなと思います」