沖縄県内の妊産婦を対象とした有機フッ素化合物「PFAS」の血中濃度調査について研究チームは23日、PFASの一種である成分「PFHxS」の濃度が全国平均の2.5倍だったと発表しました。
調査結果を発表したのは医師や大学教授などで作る「沖縄京都PFAS研究会」で、2026年3月、県内の妊産婦88人に対し、血液中のPFAS濃度の調査を行いました。

研究チームによると今回の調査結果は、15年ほど前に行われた環境省調査の全国平均に比べPFOSやPFOAの値は下回っているものの、PFHxSが2.5倍になったということです。
京都府立大学 原田浩二教授:
「人体内にも比較的PFOSよりも長くとどまる性質があることから、今回の妊婦さんたち、出産後のお母さんたちは比較的その傾向が強く出たのではないかと思います」
PFHxSは泡消火剤の主成分で、米軍普天間基地周辺に住む妊産婦の値が他の地域よりも高い傾向にあったということですが、いずれも直ちに健康被害に繋がる値ではないとしています。
研究チームは調査人数が少なく因果関係を確定できないとしつつも、基地での泡消火剤の使用が一因ではないかと分析しているということです。








